
HSS型HSPとは?刺激追求と繊細さをあわせ持つ人の特徴とチェックテスト
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HSS型HSPとは?
HSS型HSPとは、「刺激を求める気質(High Sensation Seeking:HSS)」と「繊細な気質(Highly Sensitive Person:HSP)」の両方をあわせ持つタイプのことを指します。
HSPは心理学者エレイン・アーロン博士が提唱し、HSSは心理学者マーヴィン・ズッカーマン博士が研究しました。アーロン博士は後に、これらの性質が同時に存在する人々に着目し、「HSS型HSP」という複雑な気質の存在を示しました。
このタイプの人は、繊細でありながらも刺激や新しい体験を求める傾向があり、内面で葛藤が起きやすいのが特徴です。
たとえば、こんな行動パターンに心当たりはありませんか?
- 一人の時間が必要なのに、予定をつい詰め込みすぎてしまう
- 人混みに疲れるのに、フェスや旅行が大好き
- 静かな空間が落ち着くのに、刺激的な場所に惹かれる
このような矛盾した感覚の両立に悩む方は、HSS型HSPの可能性があります。
なお、日本人全体におけるHSS型HSPの割合は約6%と推定されています(HSPが約20%、そのうち約30%がHSS型という統計から導かれた数値です)。
刺激追求傾向チェックリスト
以下の質問に「はい」と感じたらチェックしてください。チェック数だけがカウントされ、診断結果は表示されません。最下部のガイドを参考に、ご自身で確認してみてください。
チェックした数:0
テスト結果の見方(参考)
- 女性:11個以上で刺激追求タイプ、7個以下で非該当、8〜10個は中間タイプ
- 男性:13個以上で刺激追求タイプ、9個以下で非該当、10〜12個は中間タイプ
※このチェックテストは、エレイン・N・アーロン博士の公式サイト(HSPerson.com)に掲載されている「High Sensation Seeking Test」を元に作成しています。本テストは診断を目的とするものではなく、あくまで自己理解の参考としてご利用ください。
あくまで参考です。自身の体験や性格と照らし合わせて活用してください。