「CMを見ただけで泣きそうになる」「人に少し強めに言われただけで、涙が出てくる自分が嫌になる」
HSPと呼ばれる人には、こうした涙もろさに悩んでいる人が少なくありません。子供っぽい、大げさだと言われた経験がある人もいるかもしれません。HSP 涙もろい理由を、感情反応の仕組みから整理していきます。
なぜHSPは涙もろいのか
HSPの特性を表すDOESという枠組みの中に、E(Emotional reactivity and empathy=感情反応の強さと共感性)という項目があります。HSPは、感情的な出来事に対する神経の反応が、他の人より速く、そして大きいことが知られています。
涙は、その反応の強さがそのまま表に出たものです。弱さや我慢の足りなさではなく、神経が感じたことに正直に反応している結果だと考えると、見え方が変わってきます。
涙は「感情の処理」の一部
涙を、感情という水があふれた結果の「排水」のようなものだと考えてみてください。感情の量そのものが多く、また深く処理する特性があるため、その排水の量も相対的に多くなります。
我慢して涙を止めようとすることは、排水口を無理にふさぐようなものです。あふれた分をせき止めても、感情そのものの量は減らないため、別の形で疲労として残ってしまうことがあります。
涙もろさとの付き合い方
人前で泣きそうな時の対処
完全に涙を止めることは難しくても、一旦視線を斜め上にそらす、ゆっくり深呼吸をするといった動作で、反応のピークを少し和らげることができます。
「泣いてもいい場所」をあらかじめ確保しておく
感情が大きく動きそうな予定がある日は、その後にひとりになれる時間や場所を先に確保しておく。涙が出ること自体を前提にしておくと、慧てずに済みます。
涙が出た後の自分を責めない練習
「また泣いてしまった」と自分を責める代わりに、「それだけ深く感じ取ったということ」と言い換えてみる。涙もろさを欠点ではなく、感受性の強さの表れとして扱う練習です。
神経を整える香り
感情の反応が大きく出やすいときには、FUUKAのHSPシリーズが助けになります。
No.4 Self Love(自愛) 涙もろい自分を責めてしまったとき、小さな傷つきをケアするサポートに。
No.11 Calming(落ち着き) 感情が高ぶりやすい場面の前、反応を落ち着けたいときに。
まとめ
- HSPの涙もろさは、感情反応の速さと強さという特性がそのまま表れたもの
- 涙は感情という水の「排水」のようなもので、我慢してもためた分は別の疲労として残る
- 泣いてもいい場所を先に確保し、涙が出た自分を責めない練習が、付き合い方の助けになる
自分の感受性について整理したい方は→繊細さとは何か|HSPを理解する4つの特性(DOES)
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参考:Aron, E. N. (1996). The Highly Sensitive Person. / Aron, E. N., & Aron, A. (1997). Sensory-processing sensitivity and its relation to introversion and emotionality. Journal of Personality and Social Psychology.
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