自信をなくしたときに|FUUKAの香りで“私でよかった”を思い出す方法

自信をなくしたときに|FUUKAの香りで“私でよかった”を思い出す方法

君も星だよ――自信を失いかけた心に届いた言葉

昨日、急に「行こう」と思った。
向かったのは、小海町の美術館。
なんとなく…というより、「今、そこに行くべきだ」という、理由のない確信があった。

こういう時、私は考える前に動く。動いてみないとわからないことがあるから。


そこで出会ったのは、ある画家の展覧会だった。
作品の前に立った瞬間、胸の奥にすっと風が通ったような気がした。

「この絵、すごく好き」

そう感じて、しばらく眺めているうちに、
どこかで見たことがある世界だと気づいた。

けれど、その瞬間には、
「私が今、ここでこの絵と出会ったことに、どんな意味があるんだろう」
そう思っても、まったく答えは見つからなかった。


この画家は井上直久さんだった。耳をすませばのイラスト。

井上さんは、関西を拠点に活動しながら、かつて美術の教員もされていた方。
若い頃、初めて東京で個展を開くことになったとき、
なんと、まったく面識のないスタジオジブリに招待状を送ったという。

その招待状は、ちょうど“新しい世界観”を模索していた宮崎駿さんの心を打った。
そして、宮崎さんは実際に会場を訪れ、井上さんの絵に惚れ込んだ。

こうして生まれたのが、耳をすませば。

これは、宮崎駿が井上さんに断られないようにと必死だったことがわかる作品。

この絵は、宮崎駿さんが「井上さんの世界から、こんな物語を作りたい」と願い、まるでラブレターのように描き足した作品なのだそう。

上半分は井上さんの世界。
下半分は、宮崎さんの手によって描き加えられている。

二人の表現が静かに重なり合うこの一枚に、私はただ、息をのんだ。
「好き」という気持ちが、行動に変わり、作品として残る。
そんなことが本当に起きていたのだと思うと、鳥肌が立った。

井上さんの唐突のように思われる、招待状送付から、
こんな未来につながるなんて。
FUUKA運営が次のフェーズに移ってきた今、私は、この話を聞くために来たのかな。そう思った。



また、同じ建物で上映されていた短編アニメーション
**『COSMOS ―光との約束―』**も、思いがけず深く心に残った。

登場する子どもたちは、
誰かの言葉で自信を失っていたり、
自分に価値がないと思い込んでいたり、
そんな暗い心の内を抱えていた。

作品の中で印象的だったのが、
**“電車の行き先が、乗る人の心によって変わる”**という設定。

これは、私たちの未来のことを表しているようだった。


ふとした一言で、自分を信じられなくなることがある。
完璧じゃないから、まだ未熟だからと、立ち止まってしまう日もある。

でも、そんなときこそ、
心の向きをほんの少し変えることで、行き先は変わっていく。
それが、「未来」というものなんだと感じた。


映画の最後に流れた合唱曲『COSMOS』の一節。

「君も星だよ みんなみんな」

その言葉が、
今日の私の心に静かに届いた。

宇宙の闇から生まれた星。


私は、FUUKAという香りを日々、誰かのもとへ届けています。
それは単なる「いい香り」ではなく、
自分を信じる力を、そっと思い出すための香りだと思っています。

人と比べたり、
他人の評価に左右されたりする中で、
本来の自分が見えなくなってしまうことがある。

そんなときこそ、香りが思い出させてくれる。

「私は大丈夫」
「私は私でよかった」

そう感じられる一歩のために、FUUKAの香りがそばにある。


最後に

もし、今の自分に自信が持てないとしたら。
それは、光が見えなくなっているだけかもしれません。

「君も星だよ みんなみんな」

その言葉を、あなたにも届けたい。
香りを通して、自分の中にある光を、思い出すきっかけになりますように。


🔗 関連リンク

ブログに戻る

コメントを残す